古い骨董品の壷を売ることができますか?
骨董品の買取をさせていただいておりますと「壷(花瓶)」の買取依頼、査定を多く頂きます。
ただ、一見して古く見えても、実際には然程の経年数がないというケースがあります。
その点を含めて査定を行わせていただきますので、まずはお気軽にご相談ください。
陶磁器・陶芸品の骨董品について
陶器と磁器の違い
「陶器」と「磁器」をまとめて総称する言葉が「陶磁器」です。
では、「陶器」と「磁器」の違いはなんでしょうか?
一番の違いは、材料による違いです。
陶器は主に土から作られ、磁器は主に石物(石を細かく砕いた物)から作られています。
土の割合、石物の割合によって、陶器か磁器のどちらに分類される物となるかが変わります。
現在では陶磁器の素材運搬も可能になりましたが、中世では非常に大変なことであったため、制作される土地に強く影響されました。石物の割合が少ない地方では、陶器が作られることとなりますし、逆に土の割合が少ない地方では、磁器が作られることとなります。
結果、多様な陶磁器が制作されることになり、更に、陶磁器を引き立たせるため、釉薬による工夫や模様の付け方など、多くの技法が生まれました。
陶磁器における骨董品とは?
世界的に、骨董品の定義は100年以上前の物とされています。
現在の日本における骨董品は、戦前の物であるか、戦後の物であるかで評価される事が多く、 戦前であれば、価値のある物が多くみられます。
陶磁器、陶芸においてもこれは同じで、戦前より前の作品が「骨董品の陶磁器」と呼べるものになります。
保存状態が悪いために古く見える、箱だけが古く本体は最近の物、ということもよくあります。 専門業者であれば、そうしたことはすぐに解りますので、ご相談いただければすぐに判断させていただきます。
陶磁器の種類
陶磁器には多くの種類があります。
中でも中世から現在まで生産が続く代表的な窯を、日本六古窯と呼びます。
その日本六古窯を含む、いくつかの焼き物産地を記載します。
日本六古窯
- 瀬戸焼
- 常滑焼
- 越前焼
- 信楽焼
- 丹波立杭焼
- 備前焼
その他の代表的な焼き物産地
- 有田焼(伊万里焼)
- 膳所焼
- 赤膚焼
- 志野焼
- 美濃焼
- 九谷焼
- 唐津焼
- 朝日焼
- 萬古焼
- 無明異焼
これまでの買取実績
中田一於 淡桜釉裏銀彩花鳥文花器
十四代酒井田柿右衛門作 濁手紅葉文花瓶
井上萬二 白磁牡丹彫文花瓶
井上萬二 白磁面取壷
徳田八十吉 紫深厚釉 花瓶
人気のある焼き物・メーカー
- 有田焼(伊万里焼・古伊万里)
- 備前焼
- 九谷焼
- 膳所焼
- 志野焼
- ノリタケ
- 大倉陶園
- たち吉
- 香蘭社
まずは弊社にご相談を!
古美術廣田では、陶磁器・陶芸品を含めた「骨董品」全般の査定・買取を行っております。
「古そうな物」ということはわかっても、見た目だけでは「本当のところどうなのか?」という疑問が浮かぶかと思います。
そうした判断を含めて、見させていただきます。ご相談ください。
当社の査定・買受には、店頭買受・出張買受・LINE査定・メール査定がございます。
査定は、基本的に1点ずつの査定になります。
1点では金額のつかない物でも、まとめることで査定額をつけられる形にしてご案内させていただきます。
その後、ご納得の上、現金決済とさせて頂きます。
査定額がお客様のご希望金額に添えない場合は、お持ち帰り頂く事になります。